善玉菌と悪玉菌


善玉菌と悪玉菌

人間の腸の中には、多い人で100種類、100兆個もの細菌がうごめいています。

プラス作用をする善玉菌、身体に変調をもたらす悪玉菌、そしてどちらにも移行する日和見菌が生息しています。
勿論犬や猫も同じことです。

犬・猫も生まれたばかりのときには、殆どこれらの細菌はもっておりませんが、まもなく皮膚や気管、消化管などの粘膜でいろいろな細菌が増殖してきて、便からは大腸菌、腸救菌、クロストリジウム、ブドウ球菌など腐敗菌が検出されるようになります。

生後3〜4日目になると、善玉菌であるビフィズス菌が出現し(乳酸菌一種で、腸の中にいて健康を守ってくれる菌)、ビフィズス菌は乳酸と酢酸をつくり、その作用によって大腸菌の活動が抑えられます。その直後にはほぼ100%近いビフィズス菌が腸の中を占めるようになり、大腸菌や腸球菌はビフィズス菌の1/100程度に減少し、腐敗菌はさらに少なくなります。
その後離乳期になり食べ物をとるようになると、悪玉菌が増えてきて、バクテロイデス、ユウバクテリム、嫌気性連鎖球菌などが出現し、腸の中は成犬・成猫と同じようになります。

ビフィズス菌は最優先の座をこれらの嫌気性菌群に譲ってしまい、具体的には嫌気性菌が90あるとすると、ビフィズス菌の比率は10位になってしまい、ビフィズス菌も幼児型から成犬、成猫型に換わります。幼児期、少年期、青年期とだんだん変わっていくのです。

1 乳酸菌の働き
医学的な効用
@ お腹の調子を整え、腸の動きを活発にする
A 抗ガン効果(ガン細胞抑制効果・・・ガンの増殖を抑えてくれる)
B 免疫賊活効果(風邪などにかかりにくくなる、又はかかっても早く治る)
C 感染防御効果、抗菌作用
D 抗コレステロール作用(コレステロール値が高くなり過ぎないように働く)

その他
・ 腎障害抑制作用(腎臓の働きを助ける)
・ 抗突然変異作用(細胞がガン化するなどの突然変異を起こしにくくなる)
・ 抗ストレス効果(ストレスに強くなる)
これらは全て科学的に証明されている事実です。

2 健康を守るために善玉菌を増やしましょう
人間の腸内には、100種類以上、100兆個以上の腸内細菌が住み着いています。これら腸内細菌は大きく善玉菌と悪玉菌に分けられます。
善玉菌の代表が乳酸菌であり、悪玉菌の代表がウエルシュ菌であるといえます。
この善玉、悪玉のバランスが善玉中心に維持されていれば健康を守ることができます。

3 乳酸菌でお腹の中から健康に
 現代日本人の食生活では、欧米型の高脂肪、高蛋白質の食事や抗生物質の服用により、善玉菌の数が減っています。
それによって悪玉菌が増え、腸内に腐敗物質が発生し血液が汚れることが、さまざまな病気の原因になっているのではないかと考えられています。
 又、今日アレルギーやウイルス、細菌性の病気が急増していますが、これは腸内に悪玉菌が増え、免疫力が低下したためではないかといわれています。
 腸内細菌は高齢になると自然に悪玉菌が増えてきて、それが老化に繋がるのです。
外から乳酸菌などの善玉菌を補充することで、悪玉菌の増殖を抑え、ひいては老化を抑制することができるのです。

善玉菌、悪玉菌、日和見菌のバランスがとれている間は健康上の問題はおきませんが、問題なのは善玉菌の代表であるビフィズス菌を減少(悪玉菌が増殖)させる材料が、市場に氾濫する多くの悪玉ペットフードに多種多量使用されているのです。
下痢は、身体に入った異物や悪玉菌を排出しようとする、自然な拒否反応です。
慢性の下痢でお悩みの方は、現在与えている食餌に疑問をもち悪玉菌を減少させなければなりません。

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●寄生虫・原虫などの内部寄生虫などが原因の場合は、獣医師の元による薬剤治療が必要です。


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