ペットフードに使用されている塩について


ペットフードに使用されている塩について

人間をはじめ地球上に生息しているもの達は、身体の中に生命を維持していくために水分と塩分が必要です。
動物の体内水分(体液、血液、リンパ液など)は身体の70%で、この水分は0.9%程度(生理食塩濃度)の食塩水でできているのです。塩分を多く摂取した状態を過塩といい、反対に少ない状態を脱塩といいます。
つまり、体液70%で生理食塩濃度が 0.9%の状態が正常なのです。

ペットフードの原材料表示を見て下さい。
〈塩化ナトリウム〉PH10.59の強アルカリで、カセイソーダを食べているのと同じです。
家畜達には「塩化ナトリウム」のみは与えていけないといわれています。

100%近い純度の塩を身体にいれると、濃塩分が胃壁に当たり、細胞が壊れて、荒れたり、出血する事も確かめられています。
〈食塩、ナトリウム〉塩化ナトリウムとほぼ同じです。
〈ヨード加塩〉甲状腺の正常な活動をさせるためのミネラルである、ヨードを加えた食塩
〈海草〉食塩とヨード他、ミネラルが含まれている

食塩の生理的働き身体の約70%をしめる水分を維持する。 体中水分を約0.9%の生理食塩濃度に保ち、浸透圧(0.8〜1.0)、酸アルカリ(PH6.5〜7.2)を維持する。
食塩から、ナトリウムと塩素を分解し、ナトリウムは膵液、胆汁の主成分に、塩素は塩基となって胃酸の主成分となる。

食塩(ミネラル)が不足した場合

体中水分の食塩濃度が減少(脱塩症状)し、
全身の脱力、疲労、精神不安などがおこります。
胃液、膵液、胆汁液の消化液が減少し、食欲の減退、消化不良、体重減少等がみられます。
塩分・ミネラル摂取の為、自分の毛を食べる食毛症、皮膚を舐める舐性皮膚炎をおこします。(足先を舐めて変色する)

食塩が過剰の場合

飲水量が増すため、胃腸の疲労、消化不良、下痢が見られる
過剰塩分の排出のため、腎臓はフル稼働が必要で、さらに心臓はこのために血圧を上昇させねばなりません。
ですから心臓、腎臓に負担がかかる事になります。
神経の興奮がみられます。
胃炎、胃癌がおこりやすくなります。

何故このような高塩分のペットフードを作り、販売するのでしょうか???
高蛋白、高脂肪、高塩分の3Kフードには動物がよく食いつくので、飼い主はそれが良いフードと勘違いして大勢が購入するからです。
多量の水を飲ませるようにして、尿量を増やすことで、オス猫に多い泌尿器症候群の予防しようという間違った考えのもとに高塩分にしているのです。
塩はフードの保存料にもなります。


常時、必要以上の食塩を摂取させていると心臓、腎臓に負担がかかります。
あなたの家の、犬や猫は必要以上に水を欲しがっていませんか???
現在与えているフードの味を飼い主さん自身がお確かめ下さい。
飼い主さん自身で塩味がちょうど良いと思うのであれば、犬や猫には不適切だとお考え下さい。
ご自身が味見もできないようなフードは食品ではありません。



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