ペットを本当に思いやるフードですか?

 
猫の飼い主さんが、愛猫に毛玉対応のフードを与えていると話されましたので、
「便秘になっているでしょう」
とお聞きしますと、便秘になって3日目程になると答えられました。

飼い主さんはコマーシャルをご覧になって購入されたようですが、まさか愛猫が便秘になるとはご存知なかったようです。
毛玉は吐かなくなったようですが、むしろ便秘になったことの方が毛玉の問題よりも深刻なものであるとは考えられなかったようです。

 猫の場合は犬と比べるとより肉食(高タンパク)であることはご存知の通りで、より増量された繊維質は消化能力に適していないのです。
 犬の場合では食性はやはり肉食性として知られていますが、炭水化物としての供給源であるデンプンの消化性は猫より高くなっております。

 しかし消化管の構造を考えた場合、やはりそれは低いものと言えます。
確かに植物繊維は消化管への物理的刺激を与え整腸効果があったり低カロリーとして利用されており、それは肥満対応フードとしてよく見かけるようになってきていますが、果たしてそれがペットの健康を考えた場合に適切な利用法かどうか疑問を残します。

 お客様の中にはご自分でペットのために食事を作っている方もおられます。
どんなものを与えているのか尋ねますと、やはりカルシウムをはじめとしてビタミン類が少ない食事内容になっています。
しかし家庭食の良い点は材料が新鮮であるということで、それだけでペットの健康に役立っているといえますが、果たしてペットの寿命を15年以上と考えたとき、その内容では?が残ってしまいます。

 それと多くの方が野菜を多めに混ぜて与えてしまっているようです。
それらは必要な栄養素も含まれてはおりますが、一方では繊維質が多いために問題点が派生してしまう恐れがあります。 
※消化能力に適していないという面が考慮されていなかったということです。
もし、自家製で肥満対応として期間限定の与え方であれば、肥満という問題は解決するかもしれませんが・・・。

 肥満対応のペットフードを与えている飼い主さんに尋ねますと、大部分の方が痩せてはきたが毛艶がなくなったとか、動きが鈍くなったような感じがするとおっしゃいます。
そのようなフードには植物繊維が多量に使用されているものと受け止めて下さい。
※ 多くはピーナツ殻など食事として不適切なものとお考え下さい。

 今市場には色々な肥満対応フードが出回っておりますが、ただ単に、植物繊維を多く利用したフードを選ぶのは間違いであり、ご自分の愛犬・愛猫がなぜ太ってしまったのか、その原因となることを理解してそれに添った肥満対応のものを見つけるべきだと思います。

 ご注意としましては、成長期、妊娠前後、ストレスを多く受ける動物には植物繊維の多いフードを与えてはいけません。
炭水化物は犬・猫にとって必要なものであり、その働きは活動のエネルギー源となるからです。

 ペット達は飼い主さんの間違った愛情と不適切な食べ物によって約40%が肥満体となっております。
しかし、ペットと同じく肥大化した、肥満対応フードが本当に自らの力で改善方向にいたっているのかと考えた場合は、むしろ否定する現実を多く目にするのではないでしょうか。

 飼い主さんは自分の愛するペットを肥満にさせた自責の念は強いものであり、よかれと思って獣医師に勧められるがままに、肥満対応のフードを選ばれます。
しかも、脂肪の軽減された低カロリーのフードで、それは植物繊維の多いものでもあります。
飼い主さんはどなたでも、自分のペットの肥満体が体内にベッタリとへばりついた脂肪であるとあると認めているわけなのです。

 この選択は一見適切だと受け止められがちですが、それは単純な受け止めかたでしかないのです。
例えば太った犬に対して無理な運動は厳禁であり、場合によっては心臓への負担が生命の危険にさらされる事を真撃に考えなければなりません。

 では運動を以前と同じ状態にしたならば、体にへばりついた脂肪は代謝されますか?
低カロリーのフードを与えれば、簡単に痩せますか?
事実は肥満体のペットに低カロリーのフードを与え続けると脂肪を代謝するどころか、代謝を遅くしてむしろ蓄積を招く結果になってしまうのです。

 もうひとつの問題点として考えなければならないのは、食物繊維(栄養が乏しい)が多いという点です。
これについて過敏腸症候群が大きく懸念されます。
腸炎を起こしてしまった場合には、全体的な健康は到底考えられないものです。
 あるメーカーの素材にピーナツ殻が使用されていて、その表示もされておりますが、果たして素材として何が優れているのか、理解ができません。

 肥満体のペット達にも一日の必要カロリーは当然あります。
間違っても必要量の栄養素とカロリーが維持できないほど給餌量を減らしたりしてはいけません。
体は生きていくためにカロリーを蓄えようとしてしまいます。
人間でも食事を抜いたり、極端な減食をした場合には、正しい排泄がなされず、便秘になってしまった(便秘は肥満の元)そんな経験はありませんか?

 犬の場合、食事回数を1回にした場合も肥るという現象は、体が食べたものを蓄積しようとしている状況の表れなのです。
 肥満対応フードを与えられている、特に犬たちを見て、ほとんどの犬達は一見痩せていますが、筋肉質ではなく毛艶がよくなかったり、生気が感じられない犬達が多いのです。

 肥満対応のフードこそ飼い主さんは真剣に考えなければなりません。
なぜならば対応食を食べる動物たちはすでに肥満という病気の入り口にさしかかっているわけですから。
 それを食べることにより無理なく自然な減量と、毛艶も損なわれず、筋肉が引き締まり、その動きが軽快になるのでなければなりません。

 ペットフードの歴史は人の利用できない余剰な素材を原料として再利用してきたものです。
そしてその歴史は現在も続いているといっても過言ではないものが多くあります。
それらは人間側の立場からみれば、資源の有効利用として都合の良いものですが、家族として受け止めている飼い主さんにとっては、それらのフードは喜ばしいものと言えるでしょうか・・・・・。

 炭水化物とは5大栄養素のひとつであり絶対必要なものですがペットフードの成分表には表示されておりません。
それは表示する程の量を使用していないからなのです。
表示には粗繊維と表記されておりますから、今あなたが与えているフードをよくご覧になって下さい。

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