ノミ避け・ノミ取り製品について

 ペットもノミも動物である。
ノミだけに有害でペットや人には無害な、殺虫効果をもつ化学薬品など果たしてあるのだろうか。
 「子供の手の届くところには置かないように」「これを使用しているペットを触れたあとは石鹸で手を洗いましょう」などの注意書きが添えられてある。
 あなたはこれをどう考えるだろうか・・?


 危険性が多くありながら、化学薬品剤の効果は100%からは程遠く、逃げ延びたノミは耐性を増し、次の代を繁殖していく。
 最近では暖房設備が整っているので冬を越せるノミが多い。
 そしてますます強力な毒性の強いノミとり製品が必要となっていく。

 ノミによる害は見てすぐわかるが、防虫・殺虫のための化学薬剤の害は、その場ではすぐにあらわれることはまれである。 少しずつ動物の身体とその周囲のものに蓄積されていく。
 家庭内の殺虫剤汚染の原因のひとつとして新聞にも取り上げられ、人体への危険際が心配されているが、それらを直接身につけているのはペットである。

ノミとり製品の登録
 医薬品は、人用の医薬品と動物用医薬品とに分けられ、ノミとり製品は動物用医薬品として承認される。
1 メーカーがデーターを添付した申請書を農水省に提出
2 農水省がデーターをもとに審査、承認
この審査、承認の基準はどの成分がどのくらい含まれるというような指標自体はなく、すでに市販されている製品をモデルとするのである。

ノミとり・ノミよけ製品の成分

分類

有効成分

医薬上の指定形態

製品形態

1

除虫菊製剤

(合成を含む)

アレスリン、ペルウメトリン、フタルスリン、ディート、ピペロニルブトキサイド、サイネピリン など

医薬部外品

首輪、シャンプー、スプレー、粉

2

有機リン製剤

ジムピラート、サイチオアート、ジクロルボス、ダイアジノン、フェンチオン、テトラクロルビンフォス など

医薬品(劇薬を含む)

首輪、粉

その他

3

カーバメイト系製剤

プロポクスル など

医薬品(劇薬を含む)

首輪、粉

4

その他

ハーブ、エキスなど

医薬部外品

首輪、シャンプー


1 除虫菊製剤(合成を含む)
 
天然の除虫菊がもつ有効成分は、ピレトリンであり、これと同じ化学式をもつ化学合成物質がピレステロイドで、アレスリン、ペルウメトリン、フタルスリンなどこの表の製品に使用されているものはすべてこれにあたる。 動物用医薬品の登録上記載は、除虫菊製剤になっているがピレトリンを含むものはほとんどなく、ピレトリンを含むものもその他に合成のピレステロイドも使用されている。 そして他のすべての製品は、除虫菊製剤ではなく、合成除虫菊製剤と考えるべきである。

 
ピレステトイド=酸・アルコールの組み合わせをいろいろ変えて合資されるピレトリン類似化合物。高価なため農薬としては合成であるピレステロイド系のものが用いられる場合がほとんどである

2 有機リン製剤
 
有機リン化合物はコリンエステラーゼ阻害剤であり、スミチオンやDDVPがある。
 
コリンエステラーゼ阻害剤とは、コリンエステラーゼの活性を阻害し、神経末端のアセチルコリンの濃度をたかめ、コリン作動性の毒性をもたらす薬物。パラチオン、マラチオンなどの有機リン剤とフィゾスチグみんなどのカーバメー剤が代表的である。
 これに分類されるのは圧倒的にノミとり首輪が多く、テトラクロルビンフォス以外の有機リン化合物を使用しているものは劇薬扱いとなっている。

3 カーバメイト系製剤
 
アルバミド酸塩もコリンエステラーゼ阻害剤であり、強力なノミとり首輪に多く利用されていて、一般名プロポクスルを含むのは劇薬指定されている。

4 その他
 
利用度が高まると同時に毒性による事故も多発している。
 
ノミよけ高価のあるペニロイヤルやユーカリなどのハーブエキスが使用されているが、基本的には除虫菊製剤と同じと考えてよく、合成された化学物質であろうと考えられる。
 天然のハーブエキスは科学的分析が不可能な無数の微量成分を含んでいて、総合的な作用により穏やかで確実な効能がある。

製品の形態別に考える
1 ノミとり首輪・ノミよけ首輪
 
顔の近くにつけることで、成分が目に入ったり、鼻や口から吸い込まれたりしてしまう。
 雨等で水にぬれてにじみ出たものうをなめてしまう毒性もある。首輪装着部位の脱毛、発疹、痒みなどの症状もでる。首の周りのノミは防げるかもしれないが、身体のほかの部分にいるノミには効き目がないだろう。

2 シャンプー類
 使用後によくすすぎ洗い流したとしても、皮膚から体内に浸透している。日常的に薬剤で身体を洗うことは人間では考えられないことである。

3ノミトとり粉・ノミよけスプレー
 
粉タイプのものと基本的には同じである。
顔に直接かからないくても、成分が目や鼻、口に入るのは防げない。
それらの化学薬品によるアレルギーも増加している。
 なめないようにと注意があるが、どうしたら犬や猫がなめるのを防ぐことができるのだろうか。

4 その他
 
皮下注射と経口投与の錠剤であり、劇薬に指定されているが、直接的に体内に入れるのだ。ペットの身体を毒することにより、それにつくノミを毒する(血を吸うと死亡する)というメカニズムである。

無害なノミの退治法
安全なシャンプーで身体を頻繁に洗い、完全に乾かす。
良質なシャンプー剤であれば、週に2〜3回洗っても余分な皮脂を洗い落とすことはない。
●黒ビール酵母を与える Bイースト 一般的なビール酵母では寄生虫の治療には十分ではない。
●にんにくが配合されているガーリック サプリメントを食餌に加える。
●化学薬品を含まない食餌を与える(基本である)

ハーブは毒ではないので、ノミも殺さないし、犬や猫も殺さない。
ハーブの香りが嫌いなノミは、動物の身体を動き回るのをあきらめて逃げていく
のである。

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