疥癬に罹った猫と罹らなかった猫  


疥癬に罹った猫と罹らなかった猫

平成11年10月、公園で保護した子猫を、店で3週間 隔離したのちに、自宅に連れて帰り、愛猫3匹と同室にて保護飼育しました。
3週間隔離していましたし、特別目に見えた疾患もなく、まさかその猫が疥癬だったとは思いもよらないことでした。




10月24日 保護猫を家に入れる

11月9日 愛猫次男チビの顎の下、首のハゲ発見。
      サプリメント4種類経口投与で与え始める

11月11日 首の下毛が多く抜ける

11月14、15、19日 嘔吐あり

11月18日 愛猫の頭に瘡蓋発見

11月20日 疥癬かも・・・。
11月23日 獣医へ。疥癬と診断。イベルメクチン皮下注射。夜下痢になる。体重5.1s。Bイースト追加する。
12月1日 首後ろガサガサなくなる
12月4日 口前しこり
12月6日 口角左、顎下腫れる
12月9日 しこりと腫れが酷すぎて獣医へ。ステロイド薬皮下注射。体重4.9s
12月11日 しこり小さくなりはじめる
12月12日 くしゃみ出始める
12月14日 左口角腫れなし、右口角のみ、アクネが酷い



12月21日 掻き壊した疥癬の傷完治。
毛が生えるのを待つのみ。




2月6日 左口角ほぼ完治

同室にて飼育しはじめて、1週間くらい経過した頃、愛猫チビ(当時6歳)の顎の下と首の下にハゲができているのを発見しました。
他の猫2匹とじゃれあいの喧嘩で、毛を抜かれたのだろうか。
(以前に首に大きなハゲを作ったことがありました)

保護猫の同居によるストレスで、いつもの持病(好酸球肉芽腫)が発症したのだろうか。と2つを考え、抗炎症作用のあるプロポリス液体(現在入手不可)を患部に塗り、抗炎症作用のあるサプリメントと免疫を高めるサプリメントを経口投与しはじめました。
(日ごろより、スーパーC2000、ユッカアニス、SOD&プロポリス、ビーポーレン(現在入手不可)、MVM(現在入手不可) または シーオーガニック(現在入手不可) を与えています。)

その後1週間後に、チビを撫でていたとき、頭に小さな瘡蓋があるのを発見しました。
他の猫の犬歯があたって瘡蓋ができたのだろうか。と思っていましたが・・・・
日に日に瘡蓋の数が増え、それに伴い頭や耳周辺を良く掻くようになり、大きなフケのような固まりが、首の後などにも出はじめてきました。
掻く頻度も増し、掻き壊し出血もしていました。

今まででしたら上記サプリメントにより、日に日に酷くなるということはありませんし、フケの塊のようなものが増えてくることを考えますと、もしかして疥癬!? と思い、獣医へ行き顕微鏡検査をしてもらうと、案の定 疥癬と診断されました。

愛猫チビに移した、張本人の保護猫生後3ヶ月は、転移行動で掻いていたと思っていた程で、殆ど掻くこともなく、掻き壊した傷もありませんでした。
ところが、愛猫チビは元々 自己免疫力が弱いので、掻き壊し出血し見るも無残な状態です。
サプリメントのみでの治癒を断念し、獣医にて イベルメクチンを皮下注射してもらいました。
(1週間〜10日後に、2度は注射が必要だと言われました。)

幸い他の2頭は、全く症状はありませんでしたが、同室で共に眠り、3匹はグルーミングし合っているので、移るのは時間の問題だろうと覚悟していました。
特に長男猫 まぐろ (当時7歳)は、とても 面倒見の良い猫でしたので、新入り保護猫を頻繁にグルーミングしていましたので・・・

しかし、このまま何もせずに感染するのを待つことはできませんので、少しでも軽症で済むように。と、チビに与えているサプリメントを経口投与にて、他の2匹にも与え始めました。
(プロポリス、エキナセア、コロストラム、パウダルコ、Bイースト)
※現在はエキナセア&ゴールデンシールは輸入できませんので、エキナセアとなります。

その後1、週間経過した頃には、愛猫チビは、ガサガサした瘡蓋はほとんどなくなっていましたので、このまま注射はしなくても大丈夫だろうと思っていました。
他の2匹は、毎日朝・晩与えていたサプリメントのおかげで、不思議にも全く感染していない様子でした。
実はこれが私にとっての一番驚きでした。

しかし、その数日後 愛猫チビは 持病の好酸球肉芽腫が発症し、口前にしこり、口角左、顎の下の腫れと、数箇所に発症し、またまた痛々しい状態になってしまいました。
その状態は今までよりも酷く、2週間前に打った注射により自己免疫力が低下したのであろうと痛感しました。

再度、獣医にて疥癬が完治したかどうか顕微鏡検査をしてもらうと、疥癬は検出せず。ということで、2度目のイベルメクチンは打たずに済みましたが、あまりにも好酸球肉芽腫の腫れが酷すぎて致し方なくステロイドを皮下注射してもらいました。
※ステロイドを打ったのは、これが最後でその後は一切ありません。

その後は、みるみるうちに腫れは引き、改めてステロイドの即効性(抑制)を痛感しましたが、ステロイドにより副作用としての創傷治癒遅延・感染の悪化と誘発=結果として完治までにサプリメントのみの時よりも完全治癒までに、長時間かかったと同時に、アクネも酷くなったり、くしゃみが出たりとマイナスが多く出てしまいました。
疥癬で掻き壊した傷の治癒も、時間がかかってしまいました。(一時包帯巻き患部を保護)

今回愛猫チビには、保護猫を家に入れ同室にしたたために、このような病気を移させてしまい、本当に申し訳ないことをしてしまった。と深く反省しました。
しかし、通常は2〜3回打たなくては完治しない、イベルメクチンを1回のみで済んだことは、不幸中の幸いでした。

これは、日ごろ自然食とサプリメントを与え、発症してから、さらに経口投与にて4種類のサプリメントを与えていたからだと、自信をもって断言できます。
何故ならば、他の2匹は愛猫チビ と 保護猫とも濃厚な接触をし、2匹の発症後も隔離はせず、同じブラシを使用しブラッシングも行い、布団の上はチビが掻いて落としたフケがたくさん落ちていたにもかかわらず、消毒も一切せず、移るを覚悟してたにもかかわらず、感染しなかった。という紛れもない事実があるのです。
もしも、愛猫チビが自己免疫力が他の2匹同様に、高ければ発症はしなかったのだとも思います。

私は、また改めてサプリメントの素晴らしさと効果を実感しました。

P.S 
その後保護猫は数ヶ月間我が家に滞在し、生後6ヶ月頃に新しい家族のもとへ嫁ぎました。


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