SDMA検査について

1989年の報告では、15歳以上の猫の30% が慢性腎臓病と言われていて、あちこちのSNSでも このパーセンテージが明記されているんですが・・・
どう考えても 罹患率は もっと多いはず。
20年前から そう思っていました。

近年では検査技術が進歩し、初期の慢性腎臓病を診断できる機会が増えてきたこともあり、2014年の論文では 15歳以上の猫の81%が慢性腎臓病と 報告されるようになりました。 
J Feline Med Surg. 2014

このように明記してある、HPを見つけました。
病院を受診しない子もいますから・・・
それが含まれていないことを考えると。
これが 正しいパーセンテージですよね。

慢性腎不全は・・・猫の宿命 ですから。
高品質な食事を与えていても サプリメントで解毒予防をしていても。
高齢期では 避けられないはずですから。

◆若年齢の場合には、先天性や遺伝性を除いて、ジャンキーな粗悪な食事や おやつ が原因です。
いかに 早期で発見し 早期から解毒して
今ある機能を維持していくか
それが最重要課題なんです。

◆大事な検査
血液検査 一般血液検査とSDMA検査
尿検査
画像検査(X線検査や超音波検査)

血液検査
血液の検査では 尿になる前の体液の状態を知ることができ、尿検査は腎臓を通過した結果 作られた産物である尿を調べることで
腎臓の状態を知ることができます。
以前は血液検査のクレアチニンの値を最も参考にしていましたが、最近では SDMA という腎機能マーカーが広く普及するようになりました。
SDMAは動物の筋肉量の影響を受けないという点と、クレアチニンよりも 猫では平均約17か月
早く異常が現れてくる点で、慢性腎臓病の早期診断のための 強力なツールとなっています。
血液検査の値(クレアチニンとSDMA)によってステージが決定され、2019年の改定以前はクレアチニンが主な評価項目で、SDMAは補助的な位置付けでしたが、クレアチニンは動物の筋肉量により数値のばらつきが生じてしまうので、筋肉量に影響を受けなSDMA が、現在では診断基準の主要な項目のひとつに正式に採用されています。

画像検査
腎臓病といっても様々で、腎臓自体の形が変形していたり、尿路のどこかに石が詰まって 腎臓が悪くななることもあります。
血液や尿の検査では 腎臓が悪いというのは分かっても、腎臓の形や結石の有無までは分かりません。
先天性や遺伝性も 画像検査でなければ 判明しません。
ですから 早期発見のためには、これらの検査を複合的に行うのがベストでしょう

腎不全と診断されても・・・
適切なケアさえ きちんと継続していけば。
4-5年以上も 維持することも可能です。

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好結果 多数あります。
お客様からのお便り

多発性嚢胞腎は 腎不全を引き起こし、他の原因から発症した腎不全と同じような症状
食欲不振、多飲多尿、体重減少 貧血 など 
慢性腎臓病同様の症状を示します。

慢性腎不全では進行に伴い腎臓が委縮して小さくなりますが
多発性嚢胞腎は嚢胞が増える事で、腎臓が肥大化して表面がボコボコしてきます。
触診で分かる段階は 病態が進行した場合ですので、この段階に来る前にエコーをすることが必要となります。

嚢胞は、正常な腎臓の組織にとって変わり 、腎機能は絶えず低下していきます。
嚢胞の大きさは、1mmに満たないものから、1cmより大きいものまで様々です。

早期の発見では 嚢胞の数も1〜数個と少ない場合もあり、その場合、多発性嚢胞腎なのか単純性腎嚢胞なのかで、予後や対応が大きく違ってきます。

多発性嚢胞腎が 進行性のある疾患であるのに対し、腎嚢胞は無症状であまり問題にならない事も多いです。
ただし、多発性でなかったとしても嚢胞が出来た場所や大きさによっては
血尿や水腎症の原因になったり腎機能障害を生じることもあります。

多発性嚢胞腎は、晩年には(だいたい7歳が平均年齢)、腎不全の臨床症状を引き起こすまでに進行します。
ただ、この遺伝病は、ゆっくりと進行するため、徐々に低下する腎機能に体が順応して、腎不全の臨床症状を示さない子も存在します。
また、嚢胞は腎臓だけでなく 肝臓や子宮などほかの臓器にも、見られることがあります。
多くの場合、3歳から10歳くらいまでの間に、腎不全の症状が見られるようになります。
常染色体優性遺伝の疾患の場合、この遺伝子を持っている子は 必ず病気を発症します。

エコー検査
小さな嚢胞は、生後6〜8週齢の早い段階から検出されることが多く
10ヶ月齢以降は、多発性嚢胞腎は約95%の確率で正確に、診断できるようになります。

遺伝子診断
遺伝子診断をしている専門の研究所へ、医師が送付すれば診断ができます。
子猫では、エコーで腎嚢胞が確実になるのは10ヶ月齢からですが・・・
遺伝子診断では 10ヶ月齢以前でも調べることができます。
何歳の猫でも、頬粘膜 もしくは 血液を用いて遺伝子診断を受けることができます 。
検査費用は 病院にお問い合わせください。

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