
適切な食餌を与えましょう
決められた時間に、犬の年齢にあった良質なものを与えましょう。
食べないときは、20分経過したら片づけましょう。
食べないからといって、別の食餌を用意して与えることはやめて下さい。
- 注意
- 常時食べ物を置いておくことは、しつけや衛生上好ましくありません。
わがまま犬となり、問題行動に繋がります。
- 人間のお菓子や残り物は塩分が強いのいで、犬にとては有害です。
腎臓病などの内臓疾患に繋がります。
- ペットフードには有害物質が多く使用されていますので、アレルギー
となるが増えています。
犬の正しい食餌とは
犬は完全な肉食獣ではないので、肉類だけでは生き続けることはできません。
蛋白源となる肉類が食餌の全体量の半分以上になることは、避けるべきです。
- 人と犬との栄養量の比較(人と比べてこの位必要です。)
- タンパク質 4倍
- カルシウム 24倍
- リン 20倍
犬の必要栄養素
が3大栄養素です。しかし蛋白質価が非常に高くドライフードで30%を超えるものもあります。
高蛋白(過剰蛋白)のフードを与えると、肥満となります。
肥満は万病のもとで、肝臓、腎臓、被毛焼け、糖尿病等の原因ともなります。
- ミネラル(カルシウム、リン、鉄、銅、マンガン、マグネシウム、亜鉛、ヨード、コバルト、セレン、硫黄、カリウム、ナトリウム)
- ビタミン(A、B1,B2,B4,B12,D、K、E、C、ナイアシン、葉酸、コリン、ビオチン)
上記の成分がバランスよく供給されるのが、理想です。
蛋白質は犬の体を構成している重要成分であり、エネルギー源となり、その蛋白質を分解するとアミノ酸になります。
- 動物性蛋白質=魚、肉、卵、乳製品などに多い
- 植物性蛋白質=大豆など豆腐に多い
動物の身体の蛋白質は20種類のアミノ酸で構成されていて、体内で合成できるア
ミノ酸は10種類で、残りは食べ物から補給しなければなりません。(必須アミノ酸)ですから、食餌の中に必須アミノ酸が入っているかどうかが大切になってきます。
バランスよく含む食べ物は、肉、魚等の動物性脂肪です。
しかし、牛肉などを多く与えると肥満の原因になったり、カルシウム1.2:リン1の
バランス基準栄養が崩れ、骨、関節に悪影響を与えます。
ですから、良質なペットフードのみを与え、肉類を過剰に混ぜることはやめて下さ
い。
蛋白質価が非常に高く30%を超えるフードもあります。
高蛋白(過剰蛋白)のフードを与えると、肥満となります。
肥満は万病のもとで、肝臓、腎臓、被毛焼け、糖尿病等の原因ともなります。
体内で活用された蛋白質の老廃物としてアンモニアは腎臓を経て、尿となりますの
で老廃物が増えると負担がかかります。
もし、動物がかけた尿で草木が枯れるような所がありましたら、腎臓に負担がかか
っていると疑ってみて下さい。
脂肪には、動物性脂肪と植物性脂肪があります。
- 動物性脂肪=固まりやすく加熱しなければ脂肪は溶けません。しかし、加熱したり、乾燥(ドライフードを作る時)することにより酸化(脂肪の腐敗)しやすくなります。
- 植物性油脂=液状で室温でも腐りにくくビタミンEが含まれていあす。ビタミンEは酸化を防止します。
食べ物としての油も脂肪も、体内で分解されるときは、グリセリンと脂肪酸になり
ますが、油を分解してできる脂肪酸は不飽和脂肪酸が多く、脂肪を分解してできる脂肪酸は飽和脂肪酸が多いです。
- 不飽和脂肪酸=リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸が含まれ、動物の生存に欠かせない脂肪酸で、体内合成が出来ないために、必須脂肪酸とも言われています。
*植物油に多く含まれる。
- 飽和脂肪酸=コレステロールが含まれています。コレステロールは、細胞膜を形成したり、胆汁酸、ビタミンD、ホルモンを作ったりする働きをもっています。
*動物性脂肪に多く含まれる。
食物中に飽和脂肪酸の割合が多いと悪玉コレステロールが増し、不飽和脂肪酸の割合が多いと善玉コレステロールが増して、悪玉を分解するほうに働きます。脂肪の酸敗により、生体に有害作用をおこし、下痢、発疹、食欲不振となり、ビタミンAやEを壊します。過酸化油脂の除去にはビタミンEが必要となります。
炭水化物は、植物の光合成によってつくられます。
主成分は、でんぷん、糖質として存在しています。(米やトウモロコシなどの穀類
に多く含まれる)デンプンは唾液や膵液に含まれているアミラーゼにより加水分解されてブドウ糖になり身体に吸収され、エネルギー源の1つです。
しかし、デンプン質のものは火のよく通ったものでなければならず、生のデンプン
では消化が悪く腸内で発酵がおこり、ガスが発生して下痢をおこします。
野生の肉食動物は獲物を捕まえたとき、必ず獲物の内臓から食べ始めます。腸壁にあるブドウ糖、胃腸内の未消化の植物類を摂取するためです。その後に肉類を食べます。消化しやすい炭水化物を摂ってから胃腸をならし、脂肪、蛋白質と消化していくので、本能的に栄養バランスを保たせているのでしょう。
腸で吸収された糖質は、肝臓から血液に入り各組織に送られてエネルギーとして消
費されます。血液に必要とされる以外の糖質はブドウ糖として肝臓に蓄えられ、必要に応じて血液に送られます。
ビタミン、ミネラルは微量栄養素として、動物には必要なもので、栄養バランスのとれた良質な食餌さえ与えていれば、十分にまかなえるものです。天然のものは身体に吸収され栄養素として、役割を果たしますが、合成のものは体内を通過し体外へ排泄されてしまいます。
補給が必要になる時は、妊娠、授乳中、成長期、病気の回復期ですが、与えすぎて
も障害がおこります。
- 脂溶性ビタミン=ビタミンA、D、E、K
- 水溶性ビタミン=ビタミンC、B
ミネラルの中で、食塩は正常な生理作用には不可欠なものであるが、人間の食餌を与える場合は過剰が問題となりる。
良質なペットフードとは
- BHA、BHT、エトキシキ、アフラキトシン等の酸化防止剤、防腐剤が使用されていないもの
- プロピレングリコール、ホルマリン、トコフェロールの合成保存料が使用されていないもの
- 着色料を使用していないもの
- ショ糖、副産物などと肉の所に明記されていないもの
- 植物性油脂を使用しているもの
- 鶏肉や大豆やトウモロコシを主原料として使用していないもの
- 塩や砂糖を添加していないもの
- 賞味期限が明確で、製造日より6ヶ月位のもの
- 平行輸入でないもの
以上の基準を満たしているフードは安全で良質です。
製品表示の見方
- それぞれの材料がどのような物か、はっきりと明記されていること
- 無添加と表示されていないものは、必ず添加物が使用されている
- 原材料は内容の多い順に表示されている
- 「など」をつけて省略しているものは、それは何かを考えること
- *但しペットフードには表示義務がないので、表示されていないものは何かをよく考えて購入して下さい。
- *無添加と表示されていても原材料に合成添加物が使用されていたり、素材に人間の食品基準に不合格となったものや、カスが使用されていることもあります。
正しい知識をもち、選べる確かな目をもつことが必要です。ペットフードに安全基準ができるまで、動物達に代わり確認し、納得のできる良質な食餌を与えて下さい。
《実験》
ペットフードを1−2日水に浸しておいて下さい。
崩れたフードの中から、細かく粉砕された羽根が浮いてきましたら、要注意です。
鶏の羽根や糞尿をも材料にしているものと考えられます。
良質なフードは上記の状態で、カビが生えてきます。
(但し、コップは洗剤で洗ったものを使用しないで下さい)
ビーフジャキーも同様に浸してみて下さい。
溶けて無くなってしまった場合、何が原材料?と疑問に思うはずです。
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