ミネラルの働きと摂取源

ミネラルは体内のさまざまな生化学作用に重要な役割を果たすと同時に、骨の形成にとって不可欠な栄養素です。
大切な2大ミネラルはカルシュウムとリンですが、与えすぎて過多にならず、割合バランスを崩さないように注意が必要です。

キーレイトされているミネラルとは、鉱物性の物質を吸収できるように変えることであり、キーレイトされていないミネラルを摂取しても、身体は2〜10%を吸収できるにすぎず、50%は身体で利用されず排出されてしまうのです。
 
アミノ酸を加えてキーレイトされているミネラルは、されていないものの3〜10倍も吸収可能なのです。
ペットフードにしても、動物用サプリメントにしても事情は同じで、成分としてラベルにビタミンやミネラルが記載されていないフードはおそらくないでしょうし、人用のサプリメントよりグレードアップした成分が並んでいることすらありますが、多くの場合はキレーイトされていないようで、前述したように身体を通り抜けるだけですから、十分に与えているつもりでも、実は与えていないと同じなのです。

カーンズ博士によれば、キレートされたミネラルの役割は基本的な栄養素として不可欠であり、また身体がビタミンを吸収するのに必要なのです。
そのためキレートされていないミネラルを与えていては、ミネラル不足だけではなくビタミン不足にもなってしまうのです。
キレートされていないミネラルを用いる理由は、非常に低コストであるからです。
鉄はおよそ30近い形態をもち、もっとも一般的でフードに多く用いられているのは酸化鉄です。

マグネシウムは、酸化マグネシウムであることがほとんどですが、これでは身体が吸収できないのです。
たとえラベル上は適切にマグネシウムを摂取しているはずでも、本当は必要量を満たしていないこともあり得るのです。

ミネラル 体内での働き 摂取源
カルシウム
体内にあるうちの90%は骨、1%は循環器の中
骨の形成、くる病の予防、血液の成分、繁殖・授乳のときや筋肉・神経・心臓の機能のために必要、骨・歯・柔軟書式・体液の主成分・心筋の働きを調整する。血液の凝固作用に働く 骨、ボーンミール、アルファルファの葉、ミルク
リン
骨、血液、筋肉、歯
骨の形成、くる病の予防、歯の主成分、糖質・脂質の代謝に必要、血液の成分、組織のエイ錠成分、細胞と肝機能を正常に保つのに必要 穀類、肉、魚、骨、ミルク
カリウム 酸→基バランスを保つのに必要で体液の調節、心筋の収縮を調整し、血液循環を助ける、筋肉の機能に必要 血液、ジャガイモ、野菜
イオウ
微量を必要とするが常時ではない。
身体機能のコントロール 肉、卵黄、その他イオウ性のにおいのある食品
ナトリウム
リン、塩素、イオウと結合している
酸→基バランスを保つのに必要で体液の調節、心筋の収縮を調整し、血液循環を助ける、筋肉の機能に必要 食塩、血液
塩素
ナトリウム、水素と結合している
胃液の成分、血液を正常に保つ、体液のコントロール、尿の成分 食塩、血液
マグネシウム
微量を必要とする
筋肉の働き、骨の形成、健全な成長、神経機能の安定、血液の働きのために必要 骨、野菜、エプソン塩

微量を必要とする
組織の呼吸作用を助け、鉄塩類がヘモグロビンに変化するのに必要 血液、硫化銅
ヨウ素
ほとんどは甲状腺にある
代謝・呼吸作用をコントロールする甲状腺の機能に必要。乾先や毒素に対する抵抗作用。甲状腺腫や暮れ値秒の予防、チロキシンの生成 ヨウ素の多い土壌でつくられた食品、海水魚、貝類、甲穀類

体重のわずか0.4%分を構成。
その65%は血液、30%は肝臓、骨髄、脾臓に、5%は筋肉組織にある。 微量を必要とする。
赤血球のヘモグロビンのタンパク質主成分、赤血球の働きに必要 卵黄、レバー、腎臓・心臓などの内臓、骨髄

ミネラルが特に必要なケース

成長期・妊娠・授乳期・老齢期被毛の状態が悪いとき・循環器系に疾患があるとき

シーオーガニック
メガペットディリー

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